妖 精 快 速 |
|
Only our place is beyond this night sky. But it is secret that nobody knows. |
特急田中3号 |
を作る |
“止まらねぇぇぇぇ!!”
2007年4月から6月にかけて、TBS系で放映されたドラマ「特急田中3号」。 |
|
まずは車両探しです。 Tomixの新幹線100系、今回は大きく改造してしまうのだからジャンク品でも十分、と大阪で中古模型店を回りました。 しかし、これが意外に見つかりません。中間の動力車は比較的見かけるのですが、その他の車両が全く出てきません。数件目で先頭車2両は確保できたものの、中間のT車は最後まで見つからず、結局これについては後日、ネットオークションにて探し、なんとか入手できました。 |
さっそく分解し工作に着手します。 中間車は、屋根上の改造がメインです。ディテールをすべて削り落として平らにします。簡単なようですが、両端に出っ張っているクーラーを除去するのはなかなか大変。一度にごそっと削ぎ落とすのは無理なので、カッターナイフで少しずつ削っていき(指が痛い)、その後金属ヤスリで整形、溶きパテを塗り、紙ヤスリで仕上げます。 最後にプラシートから切り出した雨どいを貼り付けます。 |
先頭車の工作は、屋根に加え、やはり先頭部に作業が集中します。 100系の運転室部分の屋根は、後ろの客室部分と一直線ですが、「田中3号」は485系のボンネット車のように、運転室の屋根が客室より一段高くなっています。 運転室全体をかさ上げするのは結構やっかいな工作になりそうなので、ここは屋根板の厚みを増し、後で塗装でごまかすという手法をとることにしました。運転室の屋根の上にt1.2のプラシートを貼り重ね、周りをエポキシパテで埋めます。 ヘッドライトケースも、元のライトの位置を囲うように、薄いプラシートとエポキシパテで表現します。 |
ヤスリがけが終わったら、サーフェーサーを吹いた後、塗装にかかります。 まず白を吹き、帯をテープでマスキング。次に窓枠のグレー、雨どいの黒を筆塗りし、乾いたらマスキング。そして全体に赤を吹きます。 次に、雨どいから下を全てマスキングし、屋根にブラウンを吹きました。 |
屋根の上に付けるパンタグラフ、クーラー、ベンチレーターは、グリーンマックスやKATOのパーツを別途調達し、ピンバイスで穴を開けて取り付けます。運転室上のアンテナは、元の100系のものを流用しました。 なおこのクーラー、先頭車はキノコ型といわれるAU12、中間車はAU13となっていて、なかなかマニアックなこだわりを見せています。 この他、床下の機器覆いは車体の塗装後に別途製作し、接着しています。 |
こうして、まず先頭車とパンタ付き中間車(動力組み込み)が1両ずつ完成しました。 この「特急田中3号」は5両編成を目指して製作していますが(オープニングの映像をコマ送りでじっくり調べたら5両だったので)、とりあえず2両の完成を急いだのは、友人との飲み会を控えていたため、そこへ持って行って見せびらかしたかった(笑)からであります。 |
タネ車は5両分揃えて工作をスタートしたので、もちろん、残る3両もぼちぼちと工作を進めています。 |
(2008.03.09)
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||